前回は「笑い」の効果についての話題でしたが、今回は「涙」についてお話ししましょう。
皆さん、最近涙を流したことはありますか?
「泣く=弱い」という概念が特に日本では強くあり、小さい頃から「泣かない」ように育ってきているせいで、大人になると簡単には泣けなくなっているのかもしれません。もちろん、ところ構わず泣くのも困りますが、思いっきり泣けるときには泣いてもいいと思うのです。
子供の頃は悲しくても、悔しくても、嬉しくてもよく泣いたものです。
散々泣いた後はケロッとスッキリした顔で遊びまわったりして。
大人になっても同じこと。泣いたっていいと思うのです。
ところで「泣く」原因の違いで「涙」の味も違うことをご存知ですか?

悔し涙や怒っているときの涙は、心身を緊張させる交感神経が刺激されて出るので、水分量が少なくナトリウムを多く含むしょっぱい味。

うれし涙、悲しいときの涙は、心身をリラックスさせる副交感神経が刺激されて出るので、水分量が多くカリウムが多い水っぽい薄味。
心身の緊張を和らげ、ストレス解消するには「わぁ〜ん」と涙をいっぱい流したほうがいいようです。
また、泣くことで脳内のエンドルフィンが増加するそうです。
エンドルフィンは、軽く運動した後に心地よい疲労感を感じたときにも増加します。
泣くと脳内の状態は運動したあとと同じ状態になるのですね。
泣いたらすっきりして熟睡したなんて経験はありませんか?
でもね・・「やっぱり泣けないよぉ〜!」という方は、自分なりの「涙のツボ」を探してみましょう。
ちなみに我が家では「涙ツボ」が夫婦で違っていて、夫は「せかちゅー(世界の中心で愛を叫ぶ)」で泣けるようですが、私はいまひとつ泣けない・・・。でも「はじめてのおつかい」というTV番組では号泣している私・・・。
でもこの2人、「涙のつぼ」は違っても、流している涙は水っぽくて同じ味がしているはず。

ちなみに娘は「四角が上手に書けないよ〜」と先日泣いていました。
「泣いてもいいから、一緒にやってみよう」と画用紙いっぱいに四角を書いたらちゃんと書けるようになりました。泣くほど悔しかったことは、泣いた分だけきっと成長しているのではないかと思います。
ですので、成長の過程でも涙は大切!
「涙の数だけ強くなれる」なんて歌もありましたね。
さぁ、思いっきり泣いて、そのあとは笑うのだ!!
ただし、たまねぎを切って泣くのは効果がありません。
生理的な涙と感情的を伴う涙はその成分も違いますから。
