桜の花を大きく浮き上がらせて撮ってみよう!
気象庁の計算ミスとのことで開花予測が当初より少し遅くなりましたが、各地で桜が咲き始めたようですね。いよいよ桜の撮影シーズンになってきました!
皆さん。散歩をしていて綺麗な桜を見かけたら写真に撮りたいな〜。
なんて思いますよ・・・ねっ(強制)?!
雑誌などの写真で 左のように写っている桜を見かけたことがあると思います。桜の花を大き目に配置して背景を大きくぼかし桜の花が浮き上がるように写した写真です。
普段の散歩道ではなかなか立派な枝振りの桜の木にはお目にかかれません。けれど、桜の花をひとつひとつよく見ていると美しい花が点在していることに気がつきます。
そういった中でお気に入りの桜を見つけて花を浮き上がらせた写真を撮ってみましょう!
意外と簡単ですので、がんばって見ましょう!ポイントは7つです。
写真はクリックすると大きくなります。
Point1 お気に入りの桜の花を選ぶ
ご自分の感覚で自信を持って選んでください。
Point2 構図を決める
一つの花を大きく一枚配置するのか、枝振りを強調するのか?
選んだ花を右寄り、それとも左寄りに配置するのか?
光がどの位置に当たるようにするのか?などなど・・
Point3 カメラと桜と背景との位置関係
1) カメラと桜の位置をなるべく近づける。
→上図(a)
2) 桜と背景の距離をなるべく離す。
→上図(b)

Point4 使用するレンズについて
1) 望遠系のマクロレンズ
2) 通常のマクロレンズ
3) 望遠系レンズ
がデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)の場合お勧めです。
コンデジ(コンパクトテジカメ)の場合は「花の絵」が描いてあるマクロモードに設定してください。
Point5 カメラの設定
難しい話はさておき、デジイチのように露出などを自分で設定できる機種であれば設定ボタンを
AV(絞り優先AE)に合わせF値を一番小さい値に設定してください(絞り開放といいます)。そしてシャッタースピードは手振れしないような値を確認します。
Point6 手振れについて
手振れのシャッタースピードはレンズとの関係で変わります。
一般的に
1/レンズのmm表示が手振れしない値といわれています。
つまり、50mmのレンズであればシャッタースピード1/50
200mmのレンズであれば、シャッタースピード1/200となります。
手振れ防止機能は考慮に入れていませんが、大体2〜4段くらいは範囲内でぶれないようです。コンデジは液晶画面を見ながらシャッターボタンを押すため、ファインダーを覗いて脇を固定して撮影するデジイチよりはぶれやすいので、自分の値をだんだんに覚えてください。
もしこの値よりシャッタースピードが遅いようならば、ISO感度を200、400と上げてみてください。
400以上に上げると、画質の低下が著しくなる場合もあるので注意です。
どうしても遅いシャッタースピードの場合は、三脚を利用するといいでしょう。
Point7 写真の明るさ(露出補正)
桜の写真を明るく写すか、暗くするかは−、0、+ の露出補正をすることで調整します。
■露出補正を+にすると全体的に明るくなる
■露出補正を−にすると全体的に暗くなる
■露出補正を0にすると中間
とおおよそで覚えておいてください。
写真の明るさは被写体や全体的な光の当たり具合、そのときのピントの位置などによって変わってきます。できれば違う露出補正で3枚くらい撮影しておくといいですね。下記はそれぞれ露出を変えて撮影してみました(写真はクリックで拡大)。
いづれも、キヤノンのスーパーショットG7。マクロモードの広角側で撮影。
オートブランケットという機能がついてれば、その機能を使うのも手です。オートブランケットとは、1回のシャッターで3種類の露出補正値で3枚撮影できる機能です。
カメラの操作は慣れるまではサッと設定して撮影できませんが、慣れてくると感覚的に分かるようになります。なるべく上記のことを意識しながら撮影してみてください。
慣れると多様な撮影ができるようになる!
夕方、ニコンD80にマクロ105mmレンズをつけて撮影した桜です。
 背景の壁に夕陽が当たっていたので その反射光を背景にして撮影 | |  シャッタースピードと露出は手動。 シャッタースピードを遅めにして光を多く取り入れ、 柔らかい感じにしてみた |
桜とのコラボレーションした+アルファを取り入れて撮影してみました。
 桜を突くヒヨドリ |
 沈む夕陽とシルエット気味の桜 | |  野鳥公園で見かけた花見ををする白鳥(笑) | |  最後にビールグラスに暮れる前の空と桜の木を配置 |
最後に写っているビールは、撮影後、もちろん飲みほしました。この瞬間がいいんだな〜〜〜。
それでは、いざ!カメラを持ってさくらウォッチングに出かけましょう!
「れっつ!でじふぉとらいふ」!
ご意見ご希望などあれば事務局までお気軽にどうぞ。
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