特別な日からちょっとした日常まで、家族の一瞬一瞬を、
今より少しだけ上手に撮ってみよう!
■更新履歴(最新20件)
運動会は流さないで写真は流せ!
2007年05月16日 UP

写真、楽しんでいますか〜! 

前回は、予定変更で「桜撮り」についてお話しました。突然の変更で失礼しました。
桜アップ写真の撮影は楽しめましたでしょうか?
桜だけでなく、色々な花を同じ要領で撮影してみてくださいね!

それでは前回から少し時間が経ってしまいましたが、早速、第3回!れっつでじ・・・・

あっ!と、その前にご報告がございます。
今年行われた「第2回日本写真家ユニオン公募展」において、2作品が入選する事ができました。
昨年は、Web部門で奨励賞入選をいただいたので、2年連続して受賞することができました。

以下の日程で展示されます。
 ■東京展:2007年6月19日〜24日 → 東京セントラル美術館
 ■大阪展:2007年7月16日〜21日 → 大阪府立現代美術センター
 ■名古屋展:2007年7月31日〜8月05日 → ノリタケの森ギャラリー

読者の方々、スタッフの皆様の温かい応援のお陰かと感謝しております。

また、急ですが5月21日(月)〜5月26日(土)まで、大阪にあるギャラリー「ホワイトキューブ」さんで「写真主義宣言」という展示会に写真を出展します。
私はA3ノビ大の写真を10枚前後出展予定です。
新進気鋭の写真作家4名がホワイトキューブさんの支援を得て合同で開く写真展です。
もし、お近くにお出かけの際は立ち寄っていただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

それでは改めて、


第3回運動会は流さないで写真は流せ!!?

5月は入学式も終わり春の大運動会を行う学校も結構あるようです。
そこで、運動会のシーンでは色々な写真の撮影ができますが、思い切って流し撮りなんていかがでしょうか?

上手くいくと迫力のある力強いお子様の運動会写真が撮影できます!
一緒にがんばってみましょう!

流し撮りとは・・・

ご存知とは思いますが、私なりの理解で簡単にご説明させていただきます。
動いている被写体に合わせてカメラを動かしながら、比較的低速シャッタースピードで撮影することで、背景や前景をぼかして動きを強調した躍動感のある写真を撮る方法。
スポーツ、車、電車などの撮影で利用されています。

写真の技術としては、高度な部類に入ると思いますが様は練習だと思います!
まさしく「れっつ!でじふぉとらいふ」です。

ただ、運動会でご自分のお子様の写真は撮影のチャンスが少ないと思います。
もし、練習をしていてブレが激しいようでしたら、また練習をして来年にしましょう
せっかくの運動会写真なので、高速シャッターでブレのないようにきっちりと写しこんだほうが無難だと思います。私も人のお子さんの時には格好良く流し撮りできて、自分の子供の時にはただのブレブレ写真!なんていうことが良くありました(笑)
私の経験からのアドバイスです。

それでも果敢に挑戦される方は是非挑戦してみてください。
カメラが2台あって1台はお母さんがきっちりと、そしてお父さんは流し撮りに挑戦!
なんていうのもいいかも知れませんね。
美しいご夫婦の共同作業!
お子様もきっと、感動すること間違いなしです(笑)。


流し撮りへの道

さて、流し撮りに自信をつけるためのステップです
 (1)事前練習 : 走っている電車などで流し撮り練習。
 (2)実践練習 : 実際にお子様に走ってもらい流し撮り練習
 (3)実践本番 : そして運動会当日!

それでは、それぞれに解説いたします。

(1)事前練習 : 走っている電車で流し撮り練習

動いている大きな被写体で練習してみましょう、という趣旨です。
小さい被写体はカメラでその動きを追うだけも大変ですが、大きい被写体は比較的追いやすいと思います。
たとえば走っている電車を横から流し撮りしてみてください。
シャッタースピードも1/500くらいから、1/10くらいまでで試してみてください。
どのくらいのシャッタースピードで流すと背景がどのように流れた感じになるのか、または流れないでくっきり写ってしまうか、などが分かってくると思います。
  
この練習で、同一の被写体でほぼ同じ距離から同じレンズ倍率で流し撮りした場合のシャッタースピードの違いによる背景の流れ具合がわかるようになります。

   
   
(2)実践練習 : 実際にお子様に走ってもらい流し撮り練習
被写体に近い場所から広角系レンズを着けたカメラで素早く子供を追って流し撮りをする。
広角レンズは全体的にピントが合う位置が広く手振れがしにくいレンズです。

もう一つは、被写体から離れた場所から望遠系のレンズを着けたカメラで流し撮りする。
望遠レンズでの流し撮りはぼけやすくて難しいですが決まると躍動感のある写真が出来上がります。
作例1

肖像権などの問題もあるので足だけ(笑)

以下に「競技の足は語る」のタイトルで足の写真をアップしてあります。
http://diary.jp.aol.com/applet/gmrktua9gt/318/trackback



(3)運動会当日

意外と大切なのが、ポジション取りです。事前にお子さんから入場や、ダンス、そして走る位置を正確に聞きだすことが重要です!
  
どのポジションが流し撮りのためにベストでしょうか。
それは、以下を確認してください。
   
失敗しないための運動会流し撮りのコツは、まず運動会のトラックの一番前に陣取ることが重要です。
コーナー側ではなく直線の横。
ランナーに近くなるので用意するレンズは広角〜標準で。
広角〜標準の場合はシャッタースピードをかなり遅めにして、目の前を通るランナーにピントを合わせてランナーと一緒にカメラをすばやく動かしながらシャッターを切ります。

作品2
コンパクトデジタルで撮影
作品3
望遠レンズをつけた一眼レフで撮影

前回の「POINT6 手振れについて」の章でお話させて頂いたように、広角になるほど遅いシャッタースピードでも手振れしない、ということを利用して思い切り走ってくる被写体に合わせてカメラを振ってみましょう。意外と背景が流れてくれるものです。


さあ、勇気を持って流し撮りで運動会を撮影してみましょう!
「れっつ!でじふぉとらいふ」

私のブログ「なんちゃってフォトグラファーのチャレンジフォトコン!」 のカテゴリー「スポーツ」をクリックしていただくと、子供のスポーツを撮影した写真をアップしてあります。運動会や流し撮りにも触れていますので、ご覧になっていただければ幸いです。


★ お・ま・け ★

流し撮りはなにも運動会だけではありません。
スナップ写真への応用も考えると、撮影に幅が広がりますね。

作品4
作品4
作品5
作品5

作例写真4は、街のスナップ写真を撮影しているときに、公園の階段を登っていた私の横を逆に下りていった猫を流し撮りした写真です。第1回でもアップした写真です。

作例写真5は、散歩途中に公園で元気に走るチワワです。流し撮り+逆光撮影でチワワの毛をきらきらと輝かせてみました。逆光は第2回の桜の花の撮影のときのテクニックの応用です。

慣れてきたらスナップ写真にも利用してみてください。
面白いスナップ写真が撮れて傑作が生まれるかもしれません!

(2月に行われた東京シティマラソンのランナーを流し撮りしてきました。下記URLです)
http://diary.jp.aol.com/applet/gmrktua9gt/612/trackback


それではたくさんのコメントをお待ちしております!
「れっつ!でじふぉとらいふ」!

Creative Commons License
This weblog is licensed under a Creative Commons License.