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「マルタのやさしい刺繍」シネスイッチ銀座 鑑賞感想 jimaさんチケット有難うございました。今日11月17日「マルタのやさしい刺繍」シネスイッチ銀座で観てきました。
80才を超え、夫に先立たれたマルタが、保守的で閉鎖的なスイスの村(チーズで有名なエメンタール地方)で、若いときからの夢であった小さな刺繍入りランジェリーの店を開くお話。
日本の「いろはがるた」に「老いては子に従う」というのがありますが、これは昔のことのようです。例えば年配者カルチュアースクールでお会いするこのごろの女性方は、映画のように突飛(映画では女性の夢を強調するために作者がランジェリーを選んだのだと思いました)ではありませんが、思い通りかなり自由に行動されているようにみえます。
最近読んだ斉藤由香著「猛女とよばれた淑女」新潮社2008年という本によると、夫、歌人斉藤茂吉に先立たれた後の斉藤照子さんは79歳で南極、80歳でエベレスト山麓、81歳でエジプト、83歳でアラビア半島、85歳でジンバブエを訪れています。89歳で亡くなられるまで海外渡航97回、108カ国を訪れ地球を26周分旅をしています。
都会のベルンならともかくエメンタールの山村の小さな村で、ランジェリーの店を開いてどうなるかと思いましたら、見事ネット通販で解決してほっとしました。
村中のバッシングに会いながら、マルタは3人の友達に支えられて闘います。その間、アメリカ帰りとウソを言わざるをえなかった友達の女性、浮気する牧師などの挿話がちりばめられて、どちらかといえばコメデイで、ひとときを楽しませてもらいました。
主演のシュテファニー・グラーザーのチャーミングな笑顔はなかなかでした。
なお、エメンタール地方には残念ながら行っておりませんが、似たようなスイスの山村はいくつか訪れています。そしてエメンタール近くの都会ベルンの時計塔など見覚えの風景が出てきてなつかしく思いました。
jima